2008年4月購入。1ヶ月の放置。超良血馬・
カジノドライヴで
アメリカG?ベルモンドステークスに挑戦中ということでタ
イムリーな調教師・
藤沢和雄が現在真っ只中の日本のG?レースについて語るタ
イムリーな一冊。第1章の
桜花賞から第23章の
高松宮記念まで中央G?尽く、そのレースの特色を分析している。その中には藤沢が勝ったことのないダービーや
オークスについてのコメントも含まれており、「G?の勝ち方」というタイトルに釣られると思わず「お前が言うな」などと突っ込みたくなるだろうが、これはタイトルをつけた(おそらく)編集側の責任で、実際はトライアル組とG?直行組の比較や
牝馬と牡馬の違いなど、馬券戦略にも結びつきそうなさまざまな傾向を読者に対して示している。最近は大レースで注目されることがあまりない藤沢だが、それでも昨年もリーディングトレーナーを獲得するなど名伯楽ぶりは健在で、そろそろ大舞台での活躍に期待したいところだ。