リチャード・マシスン『13のショック』

13のショック (異色作家短篇集)

13のショック (異色作家短篇集)

 
 2005年11月購入。1年11ヶ月の放置。収録されている13の短編はさほど長くなく、それゆえ凝ったプロットを用いているわけではない。しかし「顔」のようなミステリ風味あり、「死者のダンス」のゆなホラー色の強い作品もあり、「天衣無縫」のようなコメディあり「死の宇宙船」のようなSFあり、「種子まく男」のようなブラックなものもありとさまざまな読み手のツボをきちんとくすぐってくれる作品ぞろいでもある。