『LIAR GAME』に登場する人物の元ネタリスト
虚々実々の駆け引きが魅力の漫画『LIAR GAME』の登場人物たちの名前は、ほとんどが競馬関係に由来している。ここで、最新刊である第5巻までに登場したキャラクターたちの名前の由来を整理してみる。以下、名前の登場順に。
- 作者: 甲斐谷忍
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2005/09/16
- メディア: コミック
- クリック: 102回
- この商品を含むブログ (180件) を見る
- 作者: 甲斐谷忍
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/01/19
- メディア: コミック
- クリック: 43回
- この商品を含むブログ (79件) を見る
- 作者: 甲斐谷忍
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2006/10/19
- メディア: コミック
- クリック: 22回
- この商品を含むブログ (72件) を見る
- 作者: 甲斐谷忍
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2007/05/18
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 25回
- この商品を含むブログ (77件) を見る
- 作者: 甲斐谷忍
- 出版社/メーカー: 集英社
- 発売日: 2007/09/19
- メディア: コミック
- 購入: 1人 クリック: 28回
- この商品を含むブログ (51件) を見る
一回戦
- 神崎直……不明。
- 谷村光男(弁護士)……不明。
- 藤沢和雄……タイキシャトル、ゼンノロブロイ、シンボリクリスエスなどを育てた藤沢和雄調教師。他にも活躍馬多数。強い追い切りをしないので休み明けなどは特に太め残りの馬が多く、人気でもバッサリ切れる。なお、武豊TVでのトークは爆笑必至なので興味のある方はぜひ見るべし。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm768433
http://www.nicovideo.jp/watch/sm1037250
- 秋山深一……今年のオークスでベッラレイアに騎乗し2着した秋山真一郎*1騎手。主な勝ち鞍は1998年カネトシガバナーでの神戸新聞杯、1999年キョウエイマーチでの阪急杯など。中京巧者。一部ではガノタとしても知られている。名前の深一は石神深一騎手も関係しているか。こちらは見習い期間中は減量の恩恵でしばしば穴をあけていたが、このところ苦戦してしている。
- 田中……作中で藤沢が電話する相手だが、競馬関係者に田中姓の者は多いが、モデルの藤沢との関係を反映しているのなら、ヴィクトリーで今年の皐月賞を制した田中勝春騎手あたりか。
二回戦
- レロニラ(ディーラー)……不明。
- サトウテツゾウ……2003年ジャパンカップを圧勝したタップダンスシチーの主戦・佐藤哲三。
- タカダミチコ……苗字だけならドリームパスポートで2006年皐月賞2着した高田潤か。
- マツバラフミオ……不明。あるいは金沢の調教師・松原正文か。
- ミウラタカヨシ……障害専門で活躍した三浦堅治元騎手、あるいはばんえい競馬の三浦孝幸騎手か。
- ミヤハラヒトミ……名古屋の宮下瞳騎手。
- タムラマキコ……JRA初の女性騎手となった田村真来。現在は引退して調教助手。
- ホソエジュン……JRA初の女性騎手となった細江純子。現在は引退して競馬レポーター。下ネタが得意らしい。
- ニシハラレイナ……現役女性騎手・西原玲奈。
- マキハラユキ……JRA初の女性騎手にして今でも現役の女性騎手・増沢由貴子。牧原は旧姓。巨乳。
- フクナガユウジ……エイシンプレストン、ラインクラフト、ダイワエルシエーロ、シーザリオ、ローブデコルテなどの主戦、福永祐一。現在フェニックス賞五連覇中で、一部ではフェニックス賞男と呼ばれる。なお、父は非業の天才ジョッキー・福永洋一である。
敗者復活戦
- ツノダコウスケ……フジキセキ、ヒシミラクル、ジャングルポケットなどの主戦をつとめた角田晃一騎手。GⅠの大舞台での勝負強さに定評がある。
- キタムラヒロト……2006年ヴィクトリアマイルをダンスインザムードで制した北村宏司騎手。調教師リーディングの常連・藤沢厩舎所属で、そこの主戦をつとめる。
- キクザワタカヒロ……菊沢隆徳騎手・あるいは菊沢隆仁元騎手が由来。
- エダテルユキ……プレクラスニー、ダイタクヤマトでのGⅠ勝ちがある江田照男。穴男として知られ、人気薄の馬で激走して上位に持ってきたり、自身は人気馬に乗りながらもヒモで人気薄をつれてきたりする。
- フジタシンゴ……特別模範男(笑)・藤田伸二。1996年フサイチコンコルドでのダービー制覇、2000年シルクプリマドンナでのオークス制覇など勝ち鞍多数。武闘派。某書籍でいうところの関西のS。
三回戦
- ネアルコ(ディーラー)……欧州で14戦14勝の成績を誇る名馬。種牡馬になってからナスルーラ、ロイヤルチャージャー(ターントゥの父)、ニアークティック(ノーザンダンサーの父)などを生み出し、現代競馬を代表する父系として名を残す。
- ヨコヤノリヒコ……メジロライアン、セイウンスカイ等のコンビで知られる横山典弘。GⅠでは人気の有無にかかわらず、かなりの高確率で2着に持ってくるという、異常なまでの2ゲット力を誇る。また、長距離レースの上手さは現役屈指で、過去には2004年天皇賞(春)のイングランディーレで大穴をあけたことがある*2。
- 佐々木・木下・砂尾・石原(ヨコヤの高校時代の同級生)……不明。佐々木は鉄人・佐々木竹見か。
- ワタナベ……ナリタトップロードで1999年菊花賞を制した渡辺薫彦。
- タジマカケル……小島貞博厩舎の主戦騎手・田嶋翔(しょう)。
- ムラタマコト……今年のアイビスサマーダッシュをサンアディユで制した村田一誠。新潟直千で穴をあけまくっていたのが記憶に新しい。現在は既婚者であるが、独身時代は合コン好きとして西の武幸四郎と並び称された。
- アカギコウタ……2004年に園田から中央に移籍して来た赤城高太郎。
- ナカダテエイイチ……ヒシアマゾンとのコンビで知られる中舘英二。地方専門の逃げを得意とするジョッキーで、中央の裏開催での信頼度は高い。作中で妙にヘコヘコして腰の低さを見せているが、中舘本人もかなりの営業上手らしい。
- ツムラアキラ……昨年のラジオNIKKEI賞のタマモサポートで重賞初勝利を飾った若手騎手、津村明秀。
- ワダタツジ……テイエムオペラオーの主戦をつとめた和田竜二。
- イケゾエケンジ……デュランダル、スイープトウショウなどGⅠでの活躍が目立つ池添謙一騎手。G?勝利後にガッツポーズを必ず披露するが、そのキモさには定評がある。
- シバヤマユウスケ……笠松から中央に移籍して来た柴山雄一。先日のセントライト記念でロックドゥカンブを勝利に導いた。弟弟子でハルヒオタの小島太一に携帯の待ち受け画面をとても恥ずかしく、人様にはお見せできないものにされたらしい。
- ハセガワヒロシ……2004年福島記念をセフティーエンペラで制した若手騎手・長谷川浩大。
今のところ、中央の現役騎手を中心に登場させており、おそらく今後は武豊、安藤勝己、岩田康誠、蛯名正義ら一流ジョッキー、あるいは引退した騎手の岡部幸雄あたりが秋山のライバルして登場してくると思われる。個人的には柴田善臣大先生に活躍していただきたいのだが。
なお、不明どころも多く、リストとしては未完成なので、「この元ネタ知っている」というツワモノは情報ください。