e-NOVELS編『川に死体のある風景』

 2006年5月購入。11ヶ月の放置。タイトル通り「川に死体のある風景」をテーマとした競作アンソロジー。これに挑んだ作家は歌野晶午黒田研二大倉崇裕佳多山大地綾辻行人有栖川有栖の6人。その切り口もさまざまだが、作者ごとに異なる手癖が垣間見えるようで興味深い1冊といえる。個人的に好みだったのは歌野の「玉川上死」。