私的読書スタイル

 はてなで読書日記的なものを書き始めて3ヶ月近くもたとうとしているからいまさらなのだが、私の読書スタイルを記しておく。

 読書傾向は小説がメイン。そのなかでも国内本格ミステリが中心。そこから派生するジャンルをとにかく濫読する。読書するたびに目先を変えたいので、同じ作者
や似たような作風の話は続けて読まない。したがって、ここに雑感を載せる本の傾向が日ごとにバラバラになってしまうことに。また、新刊本を積極的に取り上げるということもないし、マイナーな作品の感想を突如として書くこともある。

 そしてこれは肝心なのだが、とにかく壁本だろうが地雷だろうがどんな本でも楽しみたい。また、そこから誤読だろうが深読みだろうが何かしら考えるヒントにしたい。読了後の感想で作品を貶すことがほとんどない(軽い突っ込みは除く)のはこのためだ。もちろん、つまらないものもあるけど、それでもそこから何かしら吸収してやろうという、いわば貧乏人丸出しの考え方でその本と向かい合う。読書は私の数少ない趣味のひとつ。せっかく趣味の世界に浸るのだから、楽しまないと損だ。書籍代でそれなりの金も費やしているのだし。そんなわけだから、私の感想を参考に読む本をチョイスしているという奇特な人(おそらくはいないと思う。いたとしても、私のだけを参考にはしていまい)は、お気をつけください。いや、でも読書って楽しいでしょ? 楽しみましょうよ。