マイクル・ムアコック『永遠の戦士エルリック4 ストームブリンガー』

ストームブリンガー―永遠の戦士エルリック〈4〉 (ハヤカワ文庫SF)

ストームブリンガー―永遠の戦士エルリック〈4〉 (ハヤカワ文庫SF)

 2006年9月購入。2年10ヶ月の放置。「魂の盗人」「闇の三王」「忘れられた夢の隊商」の三中編と長編「ストームブリンガー」を収録。前者はエルリックの宿敵セレブ・カーナとの決着に至るまでを、後者は法と混沌とが争う世界での相棒である魔剣ストームブリンガーエルリック自身の因縁や運命というエピソード描いており、シリーズ中で重要な巻であるといえる。特に後者は読み応えも抜群だ。