鯨統一郎『ABCDEFG殺人事件』
- 作者: 鯨統一郎
- 出版社/メーカー: 理論社
- 発売日: 2008/04
- メディア: 単行本
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主人公は探偵事務所に勤める天然系の娘で、彼女はある時聴力を失ってしまう。しかしそれからというもの、無機物の声を聞き取ることが出来るようになり、彼女の愛用する安楽椅子や現場に残されたものの声を聞くことによって事件を解決させていく。いつもの鯨作品のごとく気楽かつ気軽に読める一冊だ。
*1:ちなみに安楽椅子=Armchair、爆弾=Bombといったように頭文字は日本語英語両者に共通するようになっている。