ミステリマガジン3月号オールタイムベストチェック

 ミステリマガジン掲載のオールタイムベストの既読状況を調べてみた。正直、公開するには赤面ものなのだが、今後の奮起を期する意味で晒してみることにした。以下○→既読、△→積読、×→未読で。



 長編部門


1、長いお別れ(レイモンド・チャンドラー)→○
2、火刑法廷(ジョン・ディクスン・カー)→△
3、そして誰もいなくなったアガサ・クリスティー)→○
4、さむけ(ロス・マクドナルド)→×
5、幻の女(ウイリアムアイリッシュ)→×
6、薔薇の名前ウンベルト・エーコ)→×
7、利腕(ディック・フランシス)→×
8、八百万の死にざま(ローレンス・ブロック)→×
9、Yの悲劇(エラリイ・クイーン)→○
10、死の接吻(アイラ・レヴィン)→×
10、赤い収穫(ダシール・ハメット)→×
10、時の娘(ジョセフィン・テイ)→×
13、バスカヴィル家の犬(アーサー・コナン・ドイル)→○
13、警察署長(スチュアート・ウッズ)→×
15、月長石(ウィルキー・コリンズ)→×
15、毒入りチョコレート事件(アントニー・バークリー)→○
15、リトル・ドラマー・ガール(ジョン・ル・カレ)→×
18、少年時代(ロバート・R・マキャモン)→×
18、初秋(ロバート・B・パーカー)→×
20、Xの悲劇(エラリイ・クイーン)→○
20、赤毛のレドメイン家(イーデン・フィルポッツ)→○
20、死者の中から(ボアローナルスジャック)→×
20、ストリート・キッズ(ドン・ウィンズロウ)→×
20、逃走と死と(ライオネル・ホワイト)→×
20、ホッグ連続殺人(ウィリアム・L・デアンドリア)→×
20、夢果つる街(トレヴェニアン)→×
20、鷲は舞い降りた(ジャック・ヒギンズ)→×


 以上27作品中、○7個、△1個、×19個。酷い。



 短編部門


1、南から来た男(ロアルド・ダール)→×
2、特別料理(スタンリイ・エリン)→×
3、ジェミー・クリケット事件(クリスチアナ・ブランド)→×
4、おとなしい凶器(ロアルド・ダール)→×
5、妖魔の森の家(カーター・ディクスン)→△
6、九マイルは遠すぎる(ハリイ・ケメルマン)→○
7、ガブリエル・ゲイルの犯罪(G・K・チェスタートン)→×
8、待っている(レイモンド・チャンドラー)→×
9、アルセーヌ・ルパンの逮捕(モーリス・ルブラン)→×
9、誰でもない男の犯罪(A・H・Z・カー)→×
9、ブレッシントン計画(スタンリイ・エリン)→×
12、うしろを見るな(フレドリック・ブラウン)→×
12、モルグ街の殺人(エドガー・アラン・ポー)→×
14、十三号独房の問題(ジャック・フットレル)→×
14、赤毛連盟(アーサー・コナン・ドイル)→○
14、オッターモール氏の手(トーマス・パーク)→×
17、開いた窓(サキ)→×
18、偶然の審判(アントニー・バークリー)→×
18、まだらの紐(アーサー・コナン・ドイル)→○
20、会心の笑い(アイザック・アシモフ)→×


 以上20作中、○3個、△1個、×16個とこちらも散々な結果に。

 長・短編問わず海外物をほとんど読んでないことを露呈することとなった。いかんなあ。とりあえず、購入するところからどうにかしていこうか。

 しかし、このミスや本ミスの時にはこの手の既読チェックを各所で見たのだが、今回はまったく無いというのはどうだ。『容疑者Xの献身』の本格論争絡みで「ミステリマガジン」の購入報告は見るのだが、こちらはスルーされている。ミステリ系ブロガーの関心が海外ミステリになく、もっぱら国内本格に向かっているということが改めて明確となったといえる。まあ、私自身その手の読者であって、単に厚顔無恥だからみっともなくとも結果を公開してみたに過ぎないのだが。