鯨統一郎『タイムスリップ釈迦如来』

タイムスリップ釈迦如来 (講談社ノベルス)

タイムスリップ釈迦如来 (講談社ノベルス)

 2005年3月購入。放置期間およそ3ヶ月。心身ともにちと疲れ気味なので、楽な気分で読める本をと鯨をチョイスしてみた。くだらねえなあ(ほめ言葉)。読後、すごい脱力感が……

 女子高生麓麗(ふもと・うらら)が活躍する「タイムスリップ」シリーズの第3段。ブッダがオカマだったり老子ソクラテスを弟子にしたり、「マツケンサンバ」や「世界に一つだけの花」を取り込んだりと相変わらずの鯨ワールド。「哲学的バカミス」とは言いえて妙だ。